【流行語大賞】選び方・決め方や基準は?選考委員や授賞式の日程も確認しよう
2016年12月1日(木)に2016年流行語大賞が発表されます。
流行語大賞という存在は知っていても、実際に誰がどんな基準で決めているのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで、そんな気になる選定基準や選考委員の存在に加え、授賞式の日程について調べてみました!
大賞に選ばれるか否かについては、授賞式典に出席するか否かも大きなポイントになっているのだとか。
流行語を眺めるだけで1年を振り返ることも出来ますから、授賞式当日は楽しく1年を振り返っていきましょう。
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選考委員会と選考委員について
そもそも、誰が決めるのかということですが、自由国民社という出版社になります。本屋さんや図書館などで見かける、分厚い辞書のような「現代用語の基礎知識」を発行している出版社さんですね。
そこに選考委員会というものがあり、その選考委員によってトップテンと年間大賞が選ばれることになっています。
選考委員の方々は以下のとおりです。
姜尚中(東京大学名誉教授)
俵万智(歌人)
室井滋(女優・エッセイスト)
やくみつる(漫画家)
箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)
清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)
大学教授から漫画家、女優まで非常に幅広いですね。
ただ、どの方も流行には敏感な方と言えるでしょう。
選び方・決め方の基準について
選び方・決め方の基準ですが、明確なものはないようですね。
ただ、ホームページに下記のような紹介がございましたので、こちらの観点に当てはまるかどうかを慎重に吟味して決めていくのだと思います。
1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語
引用元:新語・流行語大賞
「世相を代表する表現」で「広く大衆の目・口・耳をにぎわせた」ということがポイントなんでしょうね。ただやはり漠然としていて人の捉え方によって変わりそうですから、選考委員の好み等も大きく影響を受けそうです。
ただ、選考委員も幅広いジャンルの方で構成されていますから、それらの幅広いジャンルの方々の統一見解であれば、まあ納得感はあるのでしょう。
ちなみに先に紹介した「現代用語の基礎知識」の読書アンケートも参考にするということですから、一般の方の意見も反映される仕組みにはなっているようです。
毎回発表後に色々と意見が出ますが、このような決め方では100%誰もが納得する選考は出来なくて当然ですよね。
あまりあれこれ言っても仕方がないので、ここは選考委員の先生方にお任せして当日は発表を楽しみましょう!
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2016年授賞式典の日程を確認
最後に授賞式典の日程を確認します。
毎年12月1日に発表されておりまして、もし当日が土日と重なるようであれば、次の平日と決まっているようです。
常に平日の発表となる、ということですね。
2016年については12月1日が木曜日ですから、授賞式は2016年12月1日(木)となっております。時間は17時からになります。
ちなみに授賞式典に欠席すると、大賞には選ばれないのでは、という噂もあるようです。確かに大賞を発表して当事者がいなかったら、ちょっと締まらないですもんね。
(参考)五郎丸辞退で選定に物議、「流行語大賞」は授賞式に来ることが条件!? | アサ芸プラス
昨年は五郎丸選手が非常に流行った訳ですが、当日五郎丸選手が欠席したことで大賞を逃したのでは、ということでした。
こちらの記事によると芸人さんの受賞が多いのは、当日出席してくれる可能性が高いからなんだとか。
選考基準にはこういった大人の事情も多少はあるのかもしれませんね。
なお、2016年流行語大賞のノミネート30語や大賞予想については、以下のサイトで詳しく取り上げておりますので、こちらも合わせてご確認下さいね。
(参考)流行語大賞2016ノミネート語一覧!歴代受賞や候補から予想してみる
まとめ
流行語大賞の選び方・決め方は、自由国民社が発行する「現代用語の基礎知識」の読者アンケートを元に、選考委員会を構成する選考委員によって決定される仕組みになっています。
ただ、授賞式典に出席できるか否かということも関係あるのでは、という噂もあるようです。
授賞式の日程は毎年12月1日と決まっていて、当日が土日と重なる場合には、次の平日となっています。
2016年は12月1日(木)に発表、そして授賞式が行われます。
今年の大賞は果たして何になるのでしょうか。注目しましょう!
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