ジブリ『レッドタートル』の公開日や監督は?声優からあらすじまでまとめた
ジブリの最新作が2016年9月に公開されます。
その名も「レッドタートル」!
今回の映画は、海外との共同制作だったり、無声アニメだったりと初めてづくしで話題満載のジブリ作品になるのだとか。
既に第69回カンヌ国際映画祭において特別賞も受賞されていて、期待値は高まるばかりです。
そんな「レッドタートル」の公開日や監督、そして声優の有無やあらすじまでまとめてみました。
リオ五輪後の2016年秋はジブリ作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ジブリ最新作『レッドタートル』の公開日について
ジブリが待望の最新作を発表しました。
そのタイトルは「レッドタートル」!
ジブリ作品としては、 2014年7月の「思い出のマーニー」以来の作品になりますね。
気になる公開日ですが、2016年9月17日(土)からになります。
ジブリ作品って夏休みの7月に公開されることが多い印象ですから、9月というのは珍しいですね。リオ五輪と重なったからでしょうか。
少し涼しくなって過ごしやすい9月にジブリ映画を劇場で楽しむのもいいかもしれませんね。
初めての海外との共同制作
この「レッドタートル」という映画。スタジオジブリとしては、初めての海外との共同制作で日本とフランスの合作映画になっています。
気になる監督ですが、オランダ出身のアニメーション作家マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットさんという方です。イギリスを拠点として活動されていて、短編アニメーション映画作成に携わっているこの分野では名の知れた素晴らしい監督です。
そして凄いのは、この「レッドタートル」の制作日数。なんとジブリからこのドゥ・ヴィット監督に打診をしたのは2006年。それ以来、プロデューサーに就任した日本の高畑監督とディスカッションを重ねて晴れて10年後の2016年に公開にいたりました。
2006年にジブリからのオファーを受けて企画がスタートし、デュドク・ドゥ・ヴィット監督とアーティスティックプロデューサーに就任した高畑監督は、物語が象徴するものや哲学といった大本の部分から、登場人物の服などの細部に至るまで、ディスカッションを重ねたという。
この10年という期間に並々ならぬ想いがあることが伺えますね。
そしてその努力も実って、第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門において特別賞を受賞しています。
ジブリに関してはいつも期待値は高いですが、いつにも増して期待できる作品になりそうですね!
気になる声優やあらすじについて
ジブリ作品といえば、いつも話題になるのは声優ですよね。
ただ、今回はなんと無声アニメになるようです。
要は全編セリフなしで進むということですね。ということで声優はいません。。。
ちょっと残念な想いがあるのと同時に、何で無声アニメ?という疑問と興味がわいてきます。
なぜ無声アニメなのかについて調べてみると、監督のドゥ・ヴィット監督は「岸辺のふたり」という無声アニメで2001年に米国アカデミー賞短編アニメーション部門受賞されているんですね。無声アニメ界のスペシャリストな訳です。
そもそも宮崎駿さんもこの「岸辺のふたり」という無声アニメに惚れ込んで、依頼することになったということですから、今回の作品が無声アニメとなることは必然だったのでしょう。
そしてあらすじですが、まだ勿論詳細な情報はありません。
公式サイトでの紹介から、簡単なあらすじを見てみると以下のようになります。
『嵐の中、海に放り出された一人の男がカメの暮らす無人島に流れ着く。
男は無人島から脱出しようと試みるが、見えない力によって引き戻されてしまう。
そこに、一人の女性が現れ、彼女の登場によって男の心境にも変化が訪れる。』
また、この映画のテーマともなっている
「どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?」
という言葉から、ジブリらしいメッセージ性の強い映画になりそうな予感です。
私もそうですが、無声アニメを見た方は少ないでしょうから、これは楽しみですね。
また新しい発見があるかもしれません。
まとめ
ジブリ最新作「レッドタートル」が2016年9月17日(土)に公開されます!
なんと今回はジブリ初の海外との共同制作。
そして、これもまた初めての試みとなる無声アニメになっています。
初めてづくしで、今年のジブリも話題も独占しそうですね。
本作品は第69回カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞済ですから期待は高まるばかり。
9月は是非チェックしましょう。楽しみですね!
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