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皇太子の誕生日はいつ?天皇陛下の生前退位で祝日が増える可能性を考察

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天皇陛下の生前退位に関する報道がされて、動向が注目されています。

元号をどうするのか等、今後国会等で議論がされていくことでしょう。

その際に気になるのは、「天皇誕生日の祝日はどうなるの?」という素朴な疑問です。

そんな天皇誕生日と祝日の関係や、皇太子の誕生日などから、祝日が増える可能性などを調べてみました。

意外な日本の歴史も見えてきて、雑学としても面白いと思いますよ。

 

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皇太子の誕生日は?

皇太子徳仁親王の誕生日は 2月23日になります。

現時点で56歳になられています。

 

ちなみに愛子様は14歳になられています。愛子様誕生で日本中が沸いたのは14年も前のことになるんですね。

月日の経つのは本当に早いものです。

 

天皇陛下の誕生日と祝日の関係

そもそも、なぜ天皇陛下の誕生日が祝日になるのでしょうか。

 

これは、しっかりと法律で定められておりまして、昭和23年に施行された「国民の祝日に関する法律」に『天皇の誕生日を祝う』と書かれているためです。

 

この法律をもとに祝日が制定されている訳ですね。

 

続いて、歴代の天皇誕生日と祝日の関係を見てみましょう。

 

<明治天皇 >

在位期間:1867年~1912年
誕生日:11月3日 ⇒ 文化の日

 

<大正天皇>

在位期間:1912年~1926年

誕生日:8月31日 ⇒ 現在祝日となっていない

 

<昭和天皇>

在位期間:1926年~1989年

誕生日:4月29日 ⇒ 昭和の日

 

<今上天皇・明仁(平成天皇)>

在位期間:1989年~

誕生日:12月23日 ⇒ 天皇誕生日

 

時の天皇の誕生日が祝日となるのは分かりますが、天皇が変わられたときに、前の天皇誕生日が祝日になるかどうかは、特に決まりは無いようです。

 

明治天皇と昭和天皇の誕生日は祝日になっていますが、大正天皇の誕生日8月31日は現在祝日にはなっていませんもんね。

大正天皇の誕生日が祝日になっていない理由は、在位期間が短かったからといった一説もありましたが、明確な理由は無さそうでした。

その時々で祝日とした方がいいのか議論・協議して決めるのだと思います。

 

ちなみに、「明治天皇以前の天皇誕生日はなぜ祝日となっていないの?」と思われた方も多いと思いますが、これは休日・祝日といった考え方が日本に入ってきたのは、明治になってからだからです。

 

それ以前は、休日という概念自体がなかったんですね。

確かに、武士や農家の方に休日と言われてもピンと来ませんね。

 

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祝日が増える可能性

最後に天皇陛下の生前退位が仮になされた場合、祝日は増えるのか、ということですが、大正天皇の例もあるので分かりません。

 

ただ、現在の皇太子の誕生日2月23日が祝日になることは、おそらく間違いなさそうです。

これは法律で規定されていますからね。

 

ちなみに2月に関しては、2月11日( 建国記念の日)が祝日ですから、祝日となれば2日目の祝日になります。

 

問題は、12月23日が祝日として残るかどうかです。

こればっかりは分かりませんが、現在の明仁天皇は非常に国民から愛されている天皇ですから、祝日とすべきだという意見が多数あってもおかしくないですよね。

 

事実、明治天皇の誕生日は初めは祝日ではなかったのですが、後から国民からの署名活動を通じて、祝日として復活しました。

 

いずれにしても、もし生前退位が現実のものになった場合には、議論になることでしょう。祝日として残した場合の経済効果等も勘案して最終的には決めるのだと思います。

 

個人的には、明仁天皇のことを忘れたくないですし、クリスマス前のこの祝日は貴重なので是非残して欲しいですし、きっとそうなると考えています。

 

今後の動向に要チェックですね。 

詳細等が決まりましたが、追記していきますね。

 

まとめ

天皇の誕生日が祝日となるのは、「国民の祝日に関する法律」に規定されていることによります。

ただ、前の天皇誕生日が祝日となるかは、明確に決まっておらず、その時に議論・協議して決定されます。

現在の皇太子の誕生日は2月23日。もし生前退位が現実に行われれば、この日が祝日になることは間違いないですが、12月23日が祝日となるのかは分かりません。

今後の動向を要チェックですね!