【リオ五輪女子マラソン】福士加代子の身長・体重や記録タイムからメダルの可能性を探る
何かと揉めることの多かった代表選考会でしたが、福士選手は文句なしの日本代表選手といっていいでしょう。
今年に入って自己ベストをマークするなど、記録も右肩あがりに成長しています。
そんな福士加代子選手の身長・体重や記録タイムからリオ五輪でのメダル獲得の可能性について大胆に予想してみました!
福士加代子選手のプロフィール
まずは簡単に福士加代子選手のプロフィールについて見ていきましょう。
名前:福士加代子(ふくし かよこ)
所属:ワコール
生年月日:1982年3月25日(34歳)
出身: 青森県
身長:161cm
体重:45kg
身長は161㎝、体重は45㎏です。30~34歳の日本人女性の平均が158.94cm、51.08㎏ですから、やはり流石はマラソン選手。平均より細身の身体ですね。
とこでマラソンの理想的な身長・体重はどの程度なんでしょうか?
オリンピックで金メダルを獲得した日本が世界に誇るトップランナー高橋尚子選手、野口みずき選手と世界記録保持者のラドクリフ選手(イギリス)から考えてみましょう。BMIの計算もしてみたので、少々お付き合い下さい。
お三方の身長・体重は以下のとおりです。
高橋尚子選手 : 身長163cm、体重46㎏
野口みずき選手 : 身長150cm、体重40㎏
ラドクリフ選手 : 身長173cm、体重54㎏
3人の身長を見るとバラバラで、あまり身長が優位に働くという訳ではなさそうですね。
ここで、体重と身長の関係から人の肥満度を示す体格指数であるBMIをそれぞれ計算してみましょう!BMIは、体重kg ÷ (身長m)2で計算できます。
以下がそれぞれのBMI値になります。
高橋尚子選手 : BMI17.31
野口みずき選手 : BMI17.78
ラドクリフ選手 : BMI18.04
こちらは見事に似通った数値が出ました。トップアスリートは17-18前後みたいですね。
計算してみたところ17.36で高橋選手と野口選手の間ですから、体格指数的にはベストであることが分かりますね。
BMIは、生まれつき決まっているものではなく、自分でコントロールできる部分が多いですから、そういった意味では、マラソンは努力でベストな体格にもっていける競技と言えるのかもしれません。
ベストタイムや過去の記録推移
そんな福士選手ですが、ベストタイムは2時間22分17秒です。
これは、歴代日本人選手の中でも7位という高タイムになります。
以下が、過去の記録推移です。
2008年1月 : 2時間40分54秒(大阪国際女子マラソン)
2011年10月 : 2時間24分38秒(シカゴマラソン)
2012年1月 : 2時間37分35秒(大阪国際女子マラソン)
2013年1月 : 2時間24分21秒(大阪国際女子マラソン)
2013年8月 : 2時間27分45秒(世界陸上モスクワ大会) ⇒ 銅メダル獲得!
2014年9月 : 2時間26分25秒(ベルリンマラソン)
2015年10月 : 2時間24分25秒(シカゴマラソン)
2016年1月 : 2時間22分17秒(大阪国際女子マラソン)⇒ 自己べスト!
参考元:福士加代子 - Wikipedia
記録は右肩上がりですね!
直近のリオ五輪選考レースでもあった大阪国際女子マラソンで、自己ベストを更新しているところがポイントです。
そこからリオにむけて、更に徹底的にトレーニングを積んできたということですから、リオでの記録も期待大ですね。
(参考)福士加代子「走らされまくった」と苦笑い - 陸上 : 日刊スポーツ
気になるメダルの可能性について
福士加代子選手は、世界陸上で銅メダルを取得するほどの実力者でありながら、意外にもマラソン選手としてのオリンピック出場はリオが初めてです。
オリンピックへの想いも人一倍強いでしょうから、きっといい結果を残してくれると思います。
さて、気になる女子マラソンのライバルですが、エチオピアの3選手になると予想します。
マーレ・ディババ(26歳)、アセレフェチ・メルギア(31歳)、アベル・ケベテ(29歳)の3選手です。中でも、2015年世界陸上で優勝を飾ったマーレ・ディババ選手が強敵となるでしょう。
(参考)ディババ金、女子マラソンでエチオピア初 天候も味方に:朝日新聞デジタル
驚くべきは、この3選手は全員2時間19分から20分という日本記録とほぼ同タイムの自己ベスト記録を保持しています。エチオピア勢の層の厚さは凄まじいものがあります。
正直かなり厳しいレースが予想されますが、福士選手の自己ベストの走りを発揮できれば、十分メダル獲得は圏内だと思います。
世界陸上では銅メダルを獲得されましたし、タイムも右肩上がりの福士選手はリオでも目覚ましい成長を見せてくれると思うので、期待も込めて世界陸上の一つ上の銀メダルを予想します!
五輪での女子マラソンのメダルは、野口みずき選手が金メダルを獲得した2004年以降10年以上ないんですね。
福士選手の活躍で、少し停滞気味の女子マラソンの復活を期待したいです。
ちなみに女子マラソンの日程(日本時間)は以下のとおりです。
8月14日(日) 21:30スタート
ビジネスマンは月曜からの活力に是非いかがでしょうか。
まとめ
身長・体重そしてBMIから考えると、過去の金メダリストと変わらないマラソン選手として理想的な体格です。
記録も今年自己ベストをマークするなど、右肩上がりでリオ五輪では更なる成長を見せてくれることでしょう。
メダル獲得は十分圏内ですが、やはり強豪エチオピア勢のスピードについていけるかがポイントになりそうです。
メダルを獲得して笑顔のインタビューが見たいですね。応援しましょう!
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