つれづれブレイク。

つれづれなるままにブレイクタイムをちょっと楽しくする話題をお届けします

2017M-1の採点結果&感想まとめ!ネタや順位も整理【優勝はとろサーモン!】

f:id:simple_life_design:20161002195222p:plain


2017年12月3日(日)にM-1グランプリ2017が開催され、見事とろサーモンが優勝し、第13代目M-1王者となりました!

とろサーモンのお二方、本当におめでとうございます!

今回は「笑神籤(えみくじ)」というルールが新しく導入されたこともあり、大注目の大会となりました。

そんな大盛り上がりに終わったM-1グランプリ2017の採点結果・感想から、ネタ順位や評価などをまとめてみました。

今後のとろサーモンさんのブレイクは必至でしょうね。注目していきましょう。

 

スポンサーリンク
 

大会ルールのおさらい

結果を振り返る前に、まずは大会ルールを簡単におさらいしておきましょう。

基本的には例年同様のルールになりますが、2017年より新しく「笑神籤(えみくじ)」というルールが導入されましたので、そこを中心に抑えておきましょう。

 

「ファーストラウンド」と「最終決戦」の2段階形式

「ファーストラウンド」と「最終決戦」の2段階で行われます。

まず「ファーストラウンド」で審査員がそれぞれ採点を行い、その合計得点が高い上位3名が「最終決戦」へと進出します。

そして「最終決戦」では採点は行わず、各審査員が最も面白いと思ったコンビに投票して最多投票数を獲得したコンビがM-1王者となります。

※ちなみに最終決戦は、「ファーストラウンド」での得点は関係ありませんが、票数が同一となった場合には、「ファーストラウンド」の得点の高い方が優勝となります。

 

この辺りのルールについては、以下も合わせて参照頂けたらと思います。

 

(参考)【M-1グランプリ】ルールと出場条件を確認!気になる登場曲(出囃子)も調査

 

新しく導入されたルール「笑神籤(えみくじ)」とは?

上記の基本的な流れは例年と変わらないのですが、ネタ順について今回から新しいルールが導入されます。

それが「笑神籤(えみくじ)」というルールです。これまではネタ順は事前に決まっていましたが、今回は最初から決まっている訳ではなく、その都度「笑神籤(えみくじ)」による抽選を行って、当たったコンビがネタを披露することになりました。

直前までいつ自分たちがネタを披露するのか分からないという芸人さん達にとっては、本当に落ち着けない時間が続くシステムになります。

なぜ、今回からこのような形になったかというと、ネタ順が優勝に非常に左右することが明らかになっているためです。具体的にはトップバッターが非常に不利となるデータが出ています。

以下がこれまでの優勝者のネタ順と、トップバッターの最終順位ですが、トップバッターで優勝できたのは第一回の中川家だけで、それ以外はことごとく下位に終わっていることが分かります。

※しかも中川家さんが優勝した第1回大会は、第2回大会以降と採点方式が異なるため一概に比較は出来ません。

 

■『M-1グランプリ』歴代優勝者(ネタ順)とトップバッター(最終順位)
2001年 中川家(1番)
2002年 ますだおかだ(2番) トップバッター…ハリガネロック(5位)
2003年 フットボールアワー(7番) トップバッター…千鳥(9位)
2004年 アンタッチャブル(8番) トップバッター…千鳥(9位)
2005年 ブラックマヨネーズ(5番) トップバッター…笑い飯(2位)
2006年 チュートリアル(6番) トップバッター…POISON GIRL BAND(9位)
2007年 サンドウィッチマン(9番) トップバッター…笑い飯(5位)
2008年 NON STYLE(7番) トップバッター…ダイアン(6位)
2009年 パンクブーブー(8番) トップバッター…ナイツ(4位)
2010年 笑い飯(6番) トップバッター…カナリア(9位)
2015年 トレンディエンジェル(9番) トップバッター…メイプル超合金(7位)
2016年 銀シャリ(4番) トップバッター…アキナ(5位)

 

引用元:ネタ順配慮の『M-1』新ルール「トップバッター不利&敗者復活有利説」を追う | ORICON NEWS

 

一方で優勝者はネタ順が遅いケースが比較的多いですよね。

これは後半にかけて会場が温まった状態でネタをした方が、会場の盛り上がりという意味でも有利に働くということだと思います。

 

また後半にいくに従い、前半のネタの印象が審査員の中で薄れてしまうということもあるでしょう。比較して得点をつけますから、どうしても後半の方が会場の盛り上がり等も加味すると面白かったという印象を与えやすいのだと思います。決勝戦に進むコンビですから全員面白いのは当たり前ですから、こうした微妙なネタ順で違ってきてしまうのでしょうね。

ただ、今回からは直前に決まるため、必ずしも後半が有利とはいえません。こうした制度を入れることで最初から会場も盛り上がるでしょうし、いつ呼ばれるか分からないため後半組の緊張度は尋常ではない位に高まり、ネタへの影響も多少なりともあると思うからです。

 

何でも初めての試みは否定的な意見が付き物ですが、結果がどうであれ、今年はこのルールなわけですから、その辺りを踏まえた上で今後のM-1も温かく見守りたいですね。

  

ファーストラウンド結果

それでは早速ネタ見せ順に、ファーストラウンドの結果をご紹介いたします。

 

①ゆにばーす

<得点>626

上沼恵美子:90点

松本人志:87点

博多大吉:92点

春風亭小朝:91点

中川家・礼二:90点

渡辺正行:87点

オール巨人:89点

<ネタ内容>地方営業の泊まり(ビジネスホテル)

 

②カミナリ

<得点>618点

上沼恵美子:90点

松本人志:85点

博多大吉:91点

春風亭小朝:90点

中川家・礼二:89点

渡辺正行:86点

オール巨人:87点

<ネタ内容>一番強い生物

 

 ③とろサーモン

<得点>645点

上沼恵美子:93点

松本人志:92点

博多大吉:93点

春風亭小朝:93点

中川家・礼二:93点

渡辺正行:93点

オール巨人:88点

<ネタ内容>旅館での女将さん

 

④スーパーマラドーナ(敗者復活)

<得点>640点

上沼恵美子:89点

松本人志:90点

博多大吉:93点

春風亭小朝:91点

中川家・礼二:92点

渡辺正行:91点

オール巨人:94点

<ネタ内容>初めてのコンパ

 

⑤かまいたち

<得点>640点

上沼恵美子:89点

松本人志:91点

博多大吉:92点

春風亭小朝:90点

中川家・礼二:94点

渡辺正行:89点

オール巨人:95点

<ネタ内容>呪われた校舎について

 

⑥マヂカルラブリー

<得点>607点

上沼恵美子:83点

松本人志:84点

博多大吉:88点

春風亭小朝:89点

中川家・礼二:88点

渡辺正行:89点

オール巨人:86点

<ネタ内容>一人ミュージカル

 

⑦さや香

<得点>628点

上沼恵美子:90点

松本人志:90点

博多大吉:90点

春風亭小朝:90点

中川家・礼二:90点

渡辺正行:91点

オール巨人:87点

<ネタ内容>歌のお兄さん

 

⑧ミキ

<得点>650点

上沼恵美子:95点

松本人志:94点

博多大吉:91点

春風亭小朝:92点

中川家・礼二:91点

渡辺正行:94点

オール巨人:93点

<ネタ内容>漢字の書き方

 

⑨和牛

<得点>653点

上沼恵美子:95点

松本人志:93点

博多大吉:94点

春風亭小朝:94点

中川家・礼二:93点

渡辺正行:92点

オール巨人:92点

<ネタ内容>ウェディングプランナー

 

⑩ジャルジャル

<得点>636点

上沼恵美子:90点

松本人志:95点

博多大吉:91点

春風亭小朝:90点

中川家・礼二:89点

渡辺正行:88点

オール巨人:93点

<ネタ内容>変な校内放送

 

決勝進出者は、和牛、ミキ、とろサーモンの3組となりました!

出演順が直前にならないと決まらないということで、待ち時間は極限に近い緊張感だったと思いますが、どのコンビも堂々と素晴らしい漫才だったと思います。

観客数がいつもより多かったこともあったと思いますが、笑いの声の大きさが凄かったですね。

全体的に点差がそこまで大きくなく、非常にレベルが高いファーストラウンドでした!

 

スポンサーリンク
 

最終決戦結果


最終決戦に進出したのは、和牛、ミキ、とろサーモンの3組に決定しました。

こちらもネタ順に得票数をみていくことにしましょう。

 

①とろサーモン

<ネタ内容>いしやきいも

獲得票数:4票(博多大吉、春風亭小朝、中川家・礼二、渡辺正行)

 

②ミキ

<ネタ内容>スターウォーズ

獲得票数:0票

 

③和牛

<ネタ内容>苦手なタイプ(旅館での仲居さん)

獲得票数:3票 (上沼恵美子、松本人志、オール巨人)

 

4票獲得したとろサーモンが見事優勝を果たし、第13代目M-1王者となりました!

本当におめでとうございます!

個人的にはミキも素晴らしい盛り上がりでした。結果的に0票でしたが、大接戦での結果だと思います。

視聴者の感想を見ると、和牛かミキの優勝と予想していた方が多かったので、意外だったという声も多くありました。

テレビで視聴するのと、会場で見るのとではギャップがあるのでしょうが、それだけ接戦だったのでしょうね。ただ最後はやはり審査員の好みの差かなと感じました。

 

何はともあれ出場された皆さん、本当に楽しい時間をありがとうございました!

 

ちなみに最終的な順位ですが、以下のとおりです。

 

優勝:とろサーモン (4票獲得)

準優勝:和牛 (3票獲得)

3位:ミキ (0票獲得)

 

和牛さんは2年連続の準優勝で本当に悔しいでしょうね。。。また来年も期待したいです。ひとまず本当にお疲れさまでした!

ミキさんの飛躍も素晴らしかったです。今後の益々の活躍に期待ですね!

 

 

まとめ

2017年12月3日(日)にM-1グランプリ2017が開催されました!

ファーストラウンドは上位から和牛、ミキ、とろサーモンが最終決戦へとコマを進めました。

そして最終決戦はとろサーモンさんが見事4票を獲得し、第13代目M-1王者となりました。本当におめでとうございます!

今後のとろサーモンさんの活躍は要チェックですよ!!

 

関連記事

【M-1グランプリ】歴代王者とファイナリストは?優勝ネタや視聴率も確認しよう

【IPPONグランプリ】ルールや歴代優勝者のおさらい!傑作回答もまとめたよ

【IPPONグランプリ2017結果】優勝は堀内健!回答ネタや感想・評価もまとめた

キングオブコント2017の採点結果&感想まとめ!ネタや順位も整理