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ポスティング制度とは?意味や資格・金額からメリットデメリットまで【プロ野球メジャー移籍ルール】

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メジャー移籍の話になると必ず出てくる「ポスティング制度」という言葉。

何となく分かっていても、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。

大谷翔平選手のメジャー移籍の話も出てくる中で、今後注目のキーワードとなることは間違いないでしょう。

そんな「ポスティング制度」について意味や資格・金額から現行制度のメリットデメリットまで調べてみました!

 

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ポスティング制度って何?

早速ポスティング制度の意味について確認していきましょう。

 

《「入札制度」の意》日本の球団に所属するプロ野球選手が、米国メジャーリーグへ移籍するための制度の一。所属球団の許可を得た選手のみが対象となる。

 

引用元:ポスティングシステム(ポスティングシステム)とは - コトバンク

 

英語でpostingですね。入札制度の意味になります。ポストは「投函する」なんて意味がありますから、そこから「入札」というイメージは連想できるかと思います。

 

要は、日本プロ野球に所属するプロ野球選手が、アメリカのメジャーに移籍するための入札制度のことになります。

 

過去にポスティング制度を使って、メジャーに移籍を果たした選手を確認しておきましょう。

左から年度、選手、そして落札金額を示しています。



1998年  アレファンドロ・ケサダ  40万1ドル

2000年  イチロー         1312万5000ドル

2001年  石井一久         1126万4055ドル

2002年  ラモン・ラミーレス    30万50ドル

2003年  大塚晶文         30万ドル

2004年  中村紀洋         非公表

2005年  森慎二          75万ドル

2006年  松坂大輔         5111万ドル

2006年  岩村明憲         450万ドル

2006年  井川慶          2600万194ドル

2010年  西岡剛          532万9000ドル

2011年  青木宣親         250万ドル

2011年 ダルビッシュ有       5170万3411ドル

2013年   田中将大           2000万ドル

2015年   前田健太           2000万ドル

そうそうたるメンバーがポスティング制度を使ってメジャーへ移籍していることが分かりますね。

やはり投手の数の多さが目立ちますね。日本人の場合、傾向的には投手の方がメジャーでは需要があるということなのでしょう。

 

ちなみに後程ふれますが、2013年からポスティング制度のルールが変更となっています。金額を見て頂くと分かるのですが、田中将大投手も前田健太投手も同額の2000万円で落札となっています。

これは新ルールによって、落札金額に上限がついたからなんですね。こちらについては後で制度の問題点(デメリット)のところでも取り上げたいと思います。

 

資格・金額といった条件について

そんなポスティング制度ですが、資格や金額といった条件にルールや決まりはあるのでしょうか。

 

まずは資格ですが、所属球団の許可が出れば、特に何年といった年数に上限はないようです。所属球団とは、日本に所属している球団のことですね。

逆に言うと、所属球団の許可が出るか否かがポイントとなる訳ですね。

 

そして金額ですが、先にも述べたとおり、現行の制度ですと、2000万ドルが上限となっています。

所属球団は、2000万ドルを上限にアメリカ球団に譲渡金の金額を提示します。

そして、日本球団とアメリカ球団とで契約が成立すれば、アメリカ球団は日本球団へ譲渡金を支払って契約成立となるわけです。

 

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メリットやデメリットは?

最後にポスティング制度のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

まずはメリットについてですが、これはやはり海外FA権の取得を待たずして、メジャーに挑戦できることですね。

海外FA権は獲得するのに9年かかりますから、通常であれば日本で9年間プレーしないとメジャーに行く権利が与えられない訳です。

それがポスティング制度を使用すると、FA権の有無に関わらず、球団が許可を出せばプレー期間も関係なく、メジャー挑戦が可能となります。

やはり選手としては、一番のピーク時にメジャーに挑戦したいでしょうから、9年待たずして移籍できるのはとても魅力的な制度と言えるでしょう。

 

一方でデメリットもあります。

それは、この制度だとあくまで日本球団が許可しないと利用できない仕組みになっており、選手の意志が反映されにくいというものです。

海外FA権は選手の権利ですが、ポスティング制度は選手の権利では無いわけですね。

あくまで球団側の決断で行われる制度ということです。

メジャーを目指す選手としては、球団とよくよくコミュニケーションをとっておくことが重要になる、ということでしょう。

 

そして、もう一つのデメリットが先にも何度か挙げた上限金額の存在です。

2000万ドルと言う上限を設けてしまっているため、日本球団に不利な条件になっています。

ダルビッシュ有投手が5000万ドルで入札されているのに、今の制度では同等かそれ以上と言われた田中将大投手が半値以下の2000万ドルで落札されてしまっています。

 

田中将大投手の楽天に対する興行収入面での貢献度という意味では、これは非常に悪条件での移籍と言えるでしょう。

田中将大投手の集客効果をもってすれば、2000万ドルという金額はすぐにペイできてしまうからです。

 

この問題点については、日本球団も問題意識を持っているようで、近い将来メジャー移籍が確実視されている日本ハムの大谷翔平投手が移籍するまでには何とかしなければという指摘が数多くありました。

 

(参考)「大谷ルール」協議来年以降ポスティング改正見送り - 野球 : 日刊スポーツ

 

選手にとっても球団にとっても、気持ちのいい形でメジャーに挑戦できる仕組みが早くできるといいですよね。

2017年オフには、大谷翔平選手のメジャー移籍の話も出てきますから、ポスティング制度に関する今後の動向も要チェックです!

 

まとめ

ポスティング制度とは、「入札制度」の意味になります。日本プロ野球に所属するプロ野球選手がアメリカのメジャーに移籍するための入札制度です。

資格は日本の所属球団が許可すれば特に何もありませんが、逆に言うと所属球団の許可が出るか否かがポイントとなります。

金額は現行制度ですと2000万円が上限となっています。

メリットは、海外FA権取得前に選手がメジャーに挑戦できることです。

デメリットは、あくまで所属球団の判断に依存するため選手の意志が反映されにくいことに加え、上限金額が日本球団にとって不利な条件となっていること等が挙げられます。

大谷翔平選手のメジャー移籍の話もある中で、今後の制度改正の動きなど要チェックです!

 

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