東京オリンピックの記念硬貨の値段が高い理由は?価値・プレミアや購入方法を調査した
東京オリンピックの記念硬貨が発売されることになりました。
値段は千円硬貨なのに、なんと9,500円!
「高いのでは?」と話題になりましたが、そこには理由もあるようです。
そんな記念硬貨の値段が高い理由や今後の価値・プレミアに加えて、購入方法まで調べてみました。
「東京五輪」の記念硬貨という意味では、今後生きている間にはないかもしれませんから、興味がある方は要チェックですよ!
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東京オリンピックの記念硬貨とは?
2020年の東京オリンピックを記念して貨幣が発行されます。
オリンピック・パラリンピックそれぞれ2種類発行され、共に千円銀貨になります。
2016年9月28日に打ち初め式が行われました。
2020年東京オリンピック・パラリンピック記念貨幣の千円銀貨2種類の打ち初め式が28日、大阪市北区の造幣局で開かれた。
「打ち初め式って何?」と思われた方も多いと思いますが、以下のとおりになります。
打初め式は、貨幣の製造技術の披露や記念貨幣の製造・発行、さらには、記念貨幣を発行する当該記念事業又は行事等を、広く多くの皆様にお知らせする目的で実施するものです。
要は、記念貨幣のお披露目会のようなものですね。
東京大会関連の記念貨幣の発行は、今後複数種類で行われるようでして、今回が第1弾になります。コレクターは今後の動向も要チェックですね!
値段と高い理由について
冒頭にもご紹介しましたが、千円記念硬貨の値段は9,500円になります。
「え?千円なのに何で、9,500円なの?」と思われた方も多いかと思いますが、これは銀貨だからです。原材料が銀なんですね。
また製造コストも通常の加工と異なるため、若干高くなってしまうみたいですが、銀そのものの価値と記念硬貨のプレミアもあるので、買った瞬間に損するなんてことは無いようです。
もちろん貨幣として使うとしたら、千円の価値しかありませんが(笑)
ただ、もったいなくて使えないですよね。あくまで記念コインということになろうかと思います。出回ることはまずないでしょうね。
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今後の価値やプレミアと購入方法について
気になる今後の価値やプレミアについてですが、1964年東京五輪にて発行された千円銀貨のプレミアから考えてみましょう。
まず1964年東京五輪の発行枚数は約1,500万枚でした。
色々と検索したところ、古さよりも希少性で価値・プレミアは決まるとのことです。要は、発行枚数が少なければ少ないだけいいということですね。
そして実際の取引価格ですが、過去1973年には20,000円を超える価格で取引されたこともあるようでした。
ただ、現在は、(もちろん銀相場などによって異なってくるとは思いますが)概ね2,500円前後で売られていることが多いようです。
以上を踏まえて、改めて今回の2020年の東京五輪の記念硬貨について考えてみましょう。
気になる希少性の目安である発行枚数は、オリンピック・パラリンピック共に5万枚です。これは1964年の1,500万枚と比較しても桁違いに希少性は高そうですね。
ちなみに、10万枚発行された2002年のFIFAワールドカップ記念1万円硬貨と、7万枚発行された2005年の愛知万博記念1万円硬貨は、以下のとおり共に希少性が認められ、現在も購入価格を上回る価格で取引されているのだとか。
10万枚発行された2002年FIFAワールドカップ記念1万円金貨、7万枚が発行された2005年愛知万博記念1万円金貨は共に4万円で販売された。これらは希少価値が認められ、それぞれ販売価格を上回る5万円以上の相場になっている。
これらと比較しても、今回は5万枚ですから、値上がりも期待できるかもしれません。
まあ、あくまで記念ですし、値上がりしても知れているのかもしれませんが、購入しておくと少し楽しみですね!
購入方法
最後に購入方法をご紹介いたします。
以下のサイトに詳細が書いてありますが、はがきと造幣局のオンラインショップで購入できます。10月11日までの申し込みですから、興味のある方は忘れないうちに申し込むといいかもしれませんね。
申し込みが販売量を上回った場合には、抽選となります。
購入希望の方は、今年最後の運試しになるかもしれないですね(笑)
まとめ
東京オリンピックの記念硬貨の発売が決定されました。
千円硬貨が9,500円とあって、かなり高い印象を受けますが、理由は銀貨のため全材料が高いのと製造コストがかさむためです。
価値やプレミアは発行枚数によって変動がありますが、今回は5万枚と限定的な発行
となるため、過去1964年の記念硬貨と比較しても希少性は高まりそうです。
購入方法は、はがきと造幣局のオンラインショップで2016年10月11日までです。興味のある方は、忘れずに申し込みましょう!
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